成績下位4%を上位3%まで上げた効率的なTOEIC L&R対策
投稿日:
2024年6月20日
最終更新日:
2024年6月14日
初めてTOEICを受けたときは390点でリーディングが下位4%でした。
そこから910点(リスニング満点)まで上げた自分だからこそ伝えられることがたくさんあると思います!
この記事では以下のことを紹介しているので、自分に必要そうなところだけでも読んでもらえれば嬉しいです!
- 全TOEIC受験者必須英語力
- スコアアップのための勉強法
- 各パートの攻略法と対策
目次
TOEIC L&Rの概要
出題形式
技能 | 形式 | 問題数 | 試験時間 | |
---|---|---|---|---|
Listening | Part1 写真描写問題 | 6問 | 100問 | 約45分 |
Part2 応答問題 | 25問 | |||
Part3 会話問題 | 39問 | |||
Part4 説明文問題 | 30問 | |||
Reading | Part5 短文穴埋め問題 | 30問 | 100問 | 75分 |
Part6 長文穴埋め問題 | 16問 | |||
Part7 読解問題 | 54問 |
試験はまずリスニングから始まり、次にリーディングを解きます。
※TOEICでは問題用紙への書き込みはカンニングとなります。注意しましょう。
スコアと難易度
TOEICのスコアはリスニング5~495、リーディング5~495の範囲内で5点刻みで算出されます。
それを合わせて990点満点となるのです。
また、TOEICの主催団体であるETSはスコアに応じて以下のようなレベルを想定しています。
レベル | スコア | 評価 |
---|---|---|
A | 860~ | Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。 |
B | 730~ | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。 |
C | 470~ | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。 |
D | 220~ | 通常会話での最低限のコミュニケーションができる。 |
E | コミュニケーションができるまでに至っていない。 |
受験者全体の平均点は約600点です。
リスニングは約45分で100問あり、かつ、音声もネイティブスピードのため、息つく暇もありません。集中力が最後まで持つかどうかがポイントですね。
リーディングは75分で100問となかなかシビアな時間設定です。
リーディングは制限時間に対して、
ので、基本的には時間内に解き切ることはできないと思いましょう。
終わらせることではなく、正答率を上げることを意識しましょう。
ちなみに、リーディングが解き切れれれば800点超を目指せます。
基本的な読解能力と速読、速解能力が問われているのがTOEICのリーディングなのです。
では、どうすれば高得点(レベルB以上)を取得できるのか?
それをお伝えしていきます!
効果的な学習法
高得点(レベルB以上)の取り方
- 前提となる英語力は『共通テスト 8割以上』
- TOEIC金のフレーズでTOEIC用の語彙力を養う
- アプリを活用して、隙間時間にリスニング力を強化
- TOEIC公式問題集と市販のテキストで量をこなす
TOEICの場合、受験回数を重ねれば比例してスコアは伸びていきます。しかし、英単語、英文法の基礎基本が固まっていなければ、スコアがある点数で頭打ちになります。
高得点を狙うなら、共通テスト(リーディング・リスニング)の得点率が8割を超える程度の英語力が必要になります。共通テストのリーディングも結構時間がシビアなので、制限時間は少し伸ばした状態での8割で大丈夫です。
次にポイントとなるのは、語彙力です。TOEICはビジネスに寄った試験なので、単語もビジネスに寄ったものが多くなります。例えば、”circulation”と聞いて最初に「循環」と思い浮かべたら、アウトです。TOEICの場合では「発行部数」という意味で良く出てきます。TOEIC頻出単語を覚えているかどうかで読解スピードも変わってくるので、語彙力の強化が必要なのです。
リスニング力を向上させるための必須事項は毎日英語に触れることです。TOEIC対策アプリやYouTubeで、毎日英語に触れるようにしましょう。加えて、リスニング力向上のために必要なポイントがもう一つあります。それは、自分のレベルにあった音源を聴くことです。
基礎基本ができれば、あとはTOEIC公式問題集を実際に解いてみて、どのパートを対策すべきなのかを判断しましょう。TOEICスコアアップには試験慣れも大いに関わってくるので、公式問題集以外のテキストでも問題量をこなすようにしましょう。
ちなみに、 『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術』というテキストは必ず解くようにしましょう!
学習計画
- 基礎的な単語と文法を頭に入れる
- 一度、共通テストを解いて、8割取れるか確認する
- 語彙力・読解力・リスニング力強化
- 公式問題集を解いてみる
- 演習量を確保する
TOEICを取ろうとする方の中には、英語から結構な期間離れてしまっている人もいると思います。大学生の人でも英語に苦手意識があるけど、就活に必要だからという方もいるでしょう。
まずは、基礎的な単語と英文法を押さえましょう。
どの単語帳から始めればいいのか分からないという人は【TOEICおすすめ教材】をチェックしてみてください。
基礎的な英文法に関しても、【TOEICおすすめ教材】にまとめておいたので、そちらを確認してみてください!
以下の関連記事もチェックです!
英単語暗記の方法: スマートなアプローチと効果的な暗記術【第二言語習得論】
リーディングに必須の文法事項10選【英文読解力向上】
次に共通テストのリーディングとリスニングを解いて、8割取れるかどうかを確認しましょう。大学入試センターのホームページに過去3年分の試験があるので、それを使用しましょう。
共通テストを解いてみて、8割取れていても取れていなくても、語彙力・読解力・リスニング力の強化に移ります。
8割取れていない場合は基礎的な英語力養成期間を長く取りましょう。
8割取れている場合は、TOEIC用の問題集で語彙力・読解力・リスニング力の強化をしていきましょう。
読解力・リスニング力向上はこちらの記事も参考にしてください。
英語長文内容一致はこうやって解くべし!【解答時間を短縮しつつ正答率を上げる方法】
【リスニング力向上不可避】学校では教えてくれない英語のリズムと音の変化
続いて、公式問題集の1つを実際に解いてみましょう。
そこで、現状どのくらいのスコアが取れるのかが明らかになるでしょう。
ここまで来れば、あとは本番を意識しつつ問題演習量を確保し、苦手なパートの対策をしていきましょう。
本番で結果を出せるかどうかは、TOEIC試験にどれだけ慣れているかと本番で焦らない自信です。
最後に再び公式問題集で最終調整です。
と言っても、最低2周は解きましょう。
計画としては以上です。
あなたがどれだけ英語学習に時間を割けるかにもよりますが、単語暗記やリスニング力向上、問題演習など、これら全てをこなすとなると最低でも2ヶ月前から準備しなければ間に合わないでしょう。
計画を立てる際に大事なことは逆算です。
目標スコアに必要なレベルまで到達するには、自分に何が足りていないのか、どのくらい英語学習に時間を割けるのかから現実的な計画を練りましょう。
試験日の1週間までに全ての演習を終えるように予定を組むと、途中でイレギュラーなことが発生しても予定通り進めることができます!
リスニング対策
※TOEICでは問題用紙への書き込みはカンニングとなります。
そのため、リスニングでは、人差し指から順にABCDという形で振っておき、指を折りながら選択肢を絞っていきます。
Part1(写真描写問題)
- 問題数:6問
- 解答に必要な力:基礎的なリスニング力
- 解き方:写真の主な特徴を確認し、ABCDの選択肢から解答を選び出す
日常風景の写真が与えられ、その内容を適切に言い表しているものを解答するという問題です。選択肢は問題用紙に書かれていないので、注意しましょう。
比較的、得点しやすい問題なので、1ミスまたはノーミスに抑えられるとベストです。
解き方
まず、問題用紙に印刷されている写真の特徴を確認します。
注目するポイントは以下の通りです。
- その写真はどこなのか(路上/オフィス/レストラン等)
- 人物がいるのか、いないのか
- いる場合は何をしているのか(歩く/掃除する/修理する等)
- いない場合は何があるのか(車/動物/建物等)
そして、これらのポイントに対応する英語を思い浮かべておきます。
しかし、深く考える必要はありません。
他の選択肢は明らかに違うことを言っていることがほとんどなので、正解が一発で分からなくても、消去法で対処可能です。
リスニングが始まってからは、どんどん進んでいくので、聞こえなかった問題や悩んだ問題に引きずられて連続でミスしないように、1問1問切り替えて集中しましょう。
対策
根本的なリスニング力の強化。
まず聞こえないと、問題が解けません。日頃から英語の音声に触れるようにしましょう。
「トレーニングTOEIC
test」というアプリがおすすめです!詳細は【TOEICおすすめ教材】をチェック。
【リスニング力向上不可避】学校では教えてくれない英語のリズムと音の変化
Part2(応答問題)
- 問題数:25問
- 解答に必要な力:リスニング力と想像力
- 解き方:会話の返答を予想し、ABCの選択肢から解答を選び出す
日常会話(ビジネスシーン多め)での、返答を選ぶ1問1答形式の問題です。
まず、1文読まれ、それに対する応答が3つ(ABC)読まれます。
解き方
会話の展開を予想し、返答を選び出します。
問題用紙には何も書かれていないので、指で今ABCのどの放送が流れているのかを数えながら解答していきましょう。
また、リスニング中は目を閉じ、選択肢を視界に入れないようにしましょう。脳のリソースを全てリスニングに割けるように視界から入る情報は極力シャットダウンし、聞くことに集中しましょう。
対策
基本的には予想可能なものが多いです。
例えば
A: Are you ready to order? 「注文は決まった?」
に対するBさんの返答は
- 決まりましたよ。
- まだです。
- おすすめは何ですか?
- どれもおいしそうですね。
などが、考えられます。
あとはそれに対応する英語を聞き取り、マークするだけです。
しかし、中には予想とは違う返答もあります。
例えば
A:Where will next week’s meeting take place?「来週の会議はどこで行われますか?」
この返答に対してすぐに思いつくBさんの返答としては
- 4階の会議室です。
- 分かりません。
ですが、
- Dさんに聞いてみましょう。
- メールで届いているはずですよ。
などの変わり種がいます。
これらのちょっと難しい問題が解けるかが、800点を超えるかどうかの分岐点でもあります。
その点も踏まえて、根本的なリスニング力の強化と適切な返答の想像力を鍛えましょう。
YouTubeの「【リスニング対策】TOEIC Part2の問題と回答を60分連続再生!聞き流し/英語/TOEIC対策」を毎日聞くようにしましょう。
Part3(会話問題)
- 問題数:39問
- 解答に必要な力:リスニング力+速読力or記憶力
- 解き方:設問のみ先読みし、どこを聞かなければならないのかを意識し、解答していく
1つの会話で3問出題されます。
設問と選択肢は問題用紙に書かれているタイプの問題です。
会話の登場人物は2人か3人で、最後の3つの会話問題には表が挿入されています。
会話の内容としては、会議や顧客とのやりとりなどが多めです。
解き方
基本的には設問の先読みをしましょう。選択肢までは目を通している余裕はないくらいテンポ良く進んでいきます。
先読みができれば、意識しないといけない箇所がわかります。あとは、言っていたことと書いてある内容を照合して、解答をマークするだけです。
先読みする箇所は、基本的には疑問詞と主語動詞です。
先読みが追いつかないときは、先読みを諦めましょう。その分、リスニングに全ての集中力を注ぎます。
言っている内容を自分の中で整理しながら、聞いていき覚えておきます。その後、解答します。
対策
練習段階では最低でも2回は聞くようにしましょう。
1回目は「どこで誰がどんな話をしているのか」を意識して流れを掴むようにしましょう。
2回目は詳細を聞くことを意識します。
すぐにスクリプトを見るのではなく、繰り返し同じ音源を聞くようにしましょう。どうしても聞き取れなくなった場合または音読の練習時はスクリプトを確認しましょう。
リスニング中は目を瞑って音声に集中することをオススメします。
そして、速読力がないと解答時間に設問、選択肢が読みきれないので、英語を英語で読める力もつけておきましょう。
Part4(説明文問題)
- 問題数:30問
- 解答に必要な力:リスニング力+速読力or記憶力
- 解き方:設問のみ先読みし、どこを聞かなければならないのかを意識し、解答していく
Part3と同様、設問、選択肢共に問題用紙に書かれています。
留守番電話や会議での説明などを聞き、3つの問に答えます。
ラスト2題は図表が含まれるので注意です。
解き方
こちらもPart3同様に先読みをしておきましょう。先読みで意識する箇所は設問の疑問詞と主語動詞です。こちらも選択肢まで目を通す時間はないので、頑張りましょう。
対策
根本的なリスニング能力を強化しつつ、速読力をつける必要があります。速読力がないと解答時間に設問、選択肢が読みきれないので、英語を英語で読める力もつけておきましょう。
リーディング対策
※TOEICでは問題用紙への書き込みはカンニングとなります。
Part5(短文穴埋め問題)
- 解答目安時間:10分
- 問題数:30問
- 解答に必要な力:語彙力・文法力・速読力・瞬発力
- 解き方:選択肢から、空所の前後のみを見るのか、文脈を取るのかを判断し、空所に入る英単語を選択する
語彙知識、文法知識を問う4択問題です。
リーディングは全体的に時間がカツカツなので、ここは1問平均20秒で解答していきましょう。
解き方
まず、選択肢をパッと視界に入れます。
その選択肢から問題を次の2つに分類します。
- 文法的な問題
- 文脈的な問題
1. 文法的な問題の解き方
選択肢に品詞だけが違う単語が並んでいる場合は、文法的な問題です。
この問題では、和訳を考えるのではなく、空所の前後や文全体をみて、どの品詞が入るのかを判断します。
2. 文脈的な問題の解き方
選択肢に意味の違う単語が並んでいる場合は、文脈的な問題です。
こちらのでは、和訳をして、空所に入る単語を選びます。
対策
文法問題なのか、文脈問題なのかを判断する瞬発力をまず身につけましょう。文法問題を解くためには基礎的な文法知識(品詞、関係代名詞、仮定法等)が必要になります。文脈問題が解けるかどうかは単純な語彙力です。
上でも述べたとおり、1問20秒で解答するスピード感も欠かせないので、短文を早く読む練習もしておきましょう。
リーディングに必須の文法事項10選【英文読解力向上】
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Part6(長文穴埋め問題)
- 解答目安時間:10分
- 問題数:16問
- 解答に必要な力:文脈把握力と語彙力+速読力
- 解き方:全文を読み空所前後の文脈や語句から、流れに合うものを選ぶ
メールや掲示板のような長文形式で、1題につき4問設定されています。
解き方
基本的には全文読みます。
空所前後で話がどう展開しているのかを意識しましょう。
設問の中には、単語だけでなく、1文を挿入させる問題もありますが、テンポ良く解いていきましょう。
Part5同様、設問のタイプは文法系と文脈系に別れます。それぞれの解くときのポイントは一緒ですが、こちらは空所の前後だけ読むと全体の文脈が取れなくなるので、全文読むように注意です。その上で、10分で終わらせることを目標にしましょう。
対策
速読力と文脈を取る力が要求されます。文章の難易度や1文の長さ的にはPart5とほとんど変わらないので、こちらも基礎的な読解能力を上げていきましょう。
Part7(読解問題)
- 解答目安時間:55分
- 問題数:54問
- 解答に必要な力:英文読解能力+速読力
- 解き方:設問の内容を先に把握しておき、長文中から解答判断箇所を探し出す
英語力と情報処理能力が問われます。
1題につき、2〜5個の設問が設定されています。
最後の方はダブルパッセージ・トリプルパッセージと呼ばれ、複数の長文を読むことになります。
解き方
まず、設問を確認してから、本文を読むようにしましょう。選択肢まで目を通している時間はないので、設問に答えるための回答根拠を本文中から探し出すという形でテンポ良く解いていきます。
また、残り時間と読解スピードで解き切れるかどうか決まりますが、最後まで解ききれなくても800点超のスコアを出すことは可能なので、落ち着いて1問1問解くようにしましょう。
ダブルパッセージ・トリプルパッセージ問題でも、設問に目を通せば、どの長文のどこに回答根拠があるのか予想がつくので、うまく読み飛ばすようにしましょう。
対策
「英文を読める」ということが前提で「問題が解ける」ので、長文が問題なく読めるようになってから、解く練習をすると良いでしょう。
1つ1つの問題の難易度はそこまで高くないのですが、圧倒的な分量なので、時間内に終わる人はごくわずかです。
全てを終わらせられる速読力は900点以上または満点を目指す場合は必要ですが、とりあえずは確実に解く力と集中力をつけていきましょう。
TOEICおすすめ教材
TOEIC受験者必須テキスト3冊
次の3冊はTOEIC受験者なら必ず持っておきたいテキストですので、揃えるようにしましょう。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
全TOEIC受験者必須単語帳です。これまでにも英語の勉強をしてきた人や大学受験からあまり時間が空いていない人はこの1冊のみで問題なしです!
TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム
TOEICスコアを効率よく伸ばすための技術が詰め込まれた最強の参考書。こちらもTOEIC受験を決めたらまず取り組んで欲しいです。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
ほぼ毎年、最新版が出る公式問題集です(2回分掲載)。数年前に出題傾向が変更されたので、遡って解きたい場合は7以降のナンバリング問題集を購入しましょう。
単語帳
語彙力に不安がある人は以下の単語帳で基礎的な英単語を固めていきましょう。
英単語ターゲット1200
中学レベルから高校レベルまでの基礎的な英単語帳です。英単語力に自信がない人や英語学習から長らく離れていた人はこの単語帳から固めていきましょう。急がば回れです。
英単語ターゲット1900
大学受験対策用の教材ですが、長文読解のための基礎的な語彙力養成にもってこいです!Stage1とStage2の単語は必ず覚えておきましょう。Stage3は難しすぎるので、Stage2まで覚えたら金フレにバトンタッチです。
基礎文法固め
「関係代名詞の非制限用法」、「仮定法のif節のifの省略による倒置」と聞いて、ピンときていない人は文法から固めていきましょう。Part5がスピーディーに解けるかどうかと、リーディングが解き終わるかどうかは基礎的な文法が身についているかが鍵です。めんどくさいですが、疎かにしないように!
大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】
超基礎的な文法しか書いていないので、入門書くらいのイメージで購入してください。TOEIC800点を目指すには足りないので、大岩で基礎を固めたら次の文法書を読み込みましょう。
一億人の英文法
大岩の英文法で基礎を固めたら、次はこちらの一冊で細かい部分まで詰めていきましょう。冒頭で示した、「関係代名詞の非制限用法」もしっかり載っている文法書です。
演習量確保用教材
一定の英語力(共通テスト8割)があれば、あとはTOEIC試験の形式に慣れていけば、勝手にスコアは右肩上がりです。演習量を確保するようにしましょう。
トレーニング TOEIC ® test
課金なしで問題演習量を確保できます。特にリスニングやPart5は電車などの移動時間や隙間時間にさくっとできるので、おすすめです!全問正解目指していきましょう!
TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
実際のTOEICと同じくらいの難易度で演習ができます。そして、公式問題集は2回分しか収録されていませんが、こちらは3回分収録されているので、コスパも良いです。
TOEIC® L&Rテスト 究極の模試600問+
こちらも実際のTOEICと同じくらいの難易度で演習ができます。3回分収録されています。
さらに高みを目指す人向け教材
900点以上、または満点を目指すなら、実際の問題よりもさらに難しい問題集で演習しておきましょう。ちなみに、以下に紹介する教材は1周目で心が折れることがないように、心して取り組んでください。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
Part5の4択問題のみの問題集です。とにかく量が多いので、途中で心が折れないようにしましょう。難易度は易しいものから難しいものまで幅広く取り扱っています。Part5で点数を落とさないように訓練しておきましょう。
TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3
5回分の試験が入っているので、コスパ最強のテキストです。しかし、難易度は普通に難しいです。これで満点取れれば、当日の試験でも満点取れるくらいのレベルです。頑張ってください!
TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3
5回分収録されています。リーディングの制限時間は75分ですが、このテキストは普通に難しすぎて全然制限時間内に終わりません。Part5の段階で難しさを痛感すると思います。スコアがすでに800点前後ある人におすすめの教材です。
まとめ
- まずは共通テスト8割レベルの英語力養成
- 英語力に不安がある場合は基礎的な単語と文法からスタート
- 必須英単語帳 金のフレーズ
- トレーニングTOEICテスト(アプリ)で隙間時間を有効活用
- 量をこなして、慣れていく
- リーディングは基本最後まで終わらないものと思う
- 対策は遅くとも2ヶ月前から
TOEICは大学の単位取得や就職活動、会社での昇進で必要になってきます。高得点を持っておいて、損は絶対ありません。
目標スコア目指して頑張ってください!